文化・芸術

保手浜 孝 木版画展@画廊喫茶Cobu

3月7日(木)~19日(火)阿佐ヶ谷の喫茶Cobuにて、保手浜孝さんの木版画展を開催しました。

20130319ho1_w 保育と人形の会・高田千鶴子の主催で、CobuのYさんや元スタッフのHさんたちのご協力のもと、毎年3月の恒例行事になっていましたが、会場の喫茶店が今年の8月いっぱいで閉店することになり、21年目の今回が最後となってしまいました。

工藤直子さんのご紹介で保手浜さんと知り合い、そのお人柄と作品のファンとなった高田ですが、友人や保育と人形の会のお仲間たちも皆、保手浜さんの作品を愛してくださり、Cobuで働いていたHさんのつてで版画展を開くようになりました。毎年版画展に足を運び、お気に入りの作品を購入してくださる多くの皆さまに支えられ、長きにわたって続けることができました。
保手浜さんも毎年、版画展のために何点も木版画を制作してくださり、私たちは新作が届くのをいつも楽しみにしていました。

20130319ho2_w_2 今年は「風を切る」「バランス」「芽」「巡る朝」「鳥と人Ⅱ」「長い日」「歳月」「薫風」「ひだまり」「together」「牛」「with」「future」が掛けられました。(「薫風」と「with」は昨年の作品と同タイトルながら別の作品です)

保手浜さんの娘さんが編集・デザインを手掛け昨年11月に発行された、保手浜孝 木版画集「めぐる朝」も会場に置き、訪れた方々に見ていただくことになりました。画集には山口市内にある保手浜さんのアトリエの写真も掲載されていて、作品を制作なさっている姿や、緑の木々の中でスケッチをされている姿が写っています。庭に生える草花や現れる鳥や虫たち。日常の身近な自然の中で輝く命への眼差しが、作品に表れてるのだと感じました。

20130319ho3_w開催中は晴天に恵まれ、風の強い日もありましたが暖かな日が多く、常連さんをはじめ、たくさんの方々で賑わいました。

9日(土)午後には、突然保手浜さんご本人がいらっしゃって、偶然に居合わせた何人かのお客さまとお会いになったそうです。東京方面での用事のついでに立ち寄られたのだそうですが、主催者の高田もCobuのYさんも知らされておらず……。というサプライズもありました。

芳名録代わりのスケッチブックには103名の方に、保手浜さんへのメッセージなどを記していただき、版画展終了後にお送りしました。皆さんからのお言葉を読み、とても感激されたそうです。
何人かの方が書いていらっしゃいましたが、私もこの版画展でこれまでに展示してきた作品の画集がぜひ欲しいです。きっと、多くの皆さんが喫茶Cobuに通った思い出と共に画集を楽しむことができると思います。

保手浜 孝 木版画展のご案内 2013年

Hotehama13東京・阿佐ヶ谷(杉並区)の画廊喫茶Cobu で毎年開催してきた「保手浜 孝 木版画展」は21回目の今年で最後となります。
会場の喫茶店が今年8月に閉店してしまうからです。
保手浜さんの作品に囲まれて、おいしいコーヒーやケーキを楽しめる貴重な機会です。どうぞお出掛けください。

2013年3月7日(木)~19日(火)

10:00~20:00 3月13日(水)は定休日

喫茶Cobu
JR東日本・中央線「阿佐ヶ谷」駅南口より徒歩約5分
阿佐ヶ谷商店街パールセンター
ブティック・スミレの店内奥

保手浜 孝(ほてはま たかし)さんのプロフィール
1951年兵庫県生まれ。版画家・画家。大学卒業後、伊丹市の中学校と小学校で美術と図工の教師を勤める。1982年より山口県に転居し油絵と版画の制作に専念。
工藤直子さんの詩集『のはらうた』をもとに1987年から毎年「のはらうたカレンダー」を作る。
『版画 のはらうた』シリーズ(工藤直子/詩 童話屋/刊)
紙芝居『ねこはしる』(工藤直子/脚本 すずき出版/刊)
絵本『あいうえおおかみ』(工藤直子/作 小峰書店/刊)ほか多数の作品がある。

* 版画展主催者の高田千鶴子は会期中(9日と11日を除く)の14:00~16:00会場に居る予定です。

「スイスの絵本画家クライドルフの世界」展

6月28日(木)14:00~ ―Bunkamuraザ・ミュージアム―

120628_1w_2S大学での講習の帰りに、エルンスト・クライドルフの原画展を観に行きました。3月に「フェルメールからのラブレター展」を観に来た時にこの展覧会が開かれることを知り、楽しみにしていましたが、作品は期待以上に素晴らしいものでした。

120628_2w_2チラシのデザインが装飾的なので、もっと“甘く、かわいらしい”作品世界をイメージしていましたが、実際には、品の良いデザインでありながら擬人化された植物や昆虫などが人間臭く表情豊かでリアルに描かれており、ユーモアや悲哀もあって、とても魅力的でした。原画の色彩の美しさと繊細な描線をじっくりと観ることができました。

そして『くさはらのこびと』という絵本におよそ40年ぶりに再会しました。「こびとの家」の絵を見た瞬間、不意にこの本のことを思い出したのです。小人の家の屋根の草とバッタに見覚えがあり、子どもの頃の記憶と共によみがえってきました。
会場には出版された本を手に取って見ることができるコーナーが設けられていたので、その場で『くさはらのこびと』を読み返してみました。ところが、大筋の話は全く憶えておらず、おぼろげに憶えていたのは「大広間でのおどり」の場面でひとりぼっちの女の子が泣いている部分と「こけももの実を食べるくさはらのこびと」と「こびとの村のけんかするふたりのお父さんこびと」の場面だけでした。

『くさはらのこびと』エルンスト・クライドルフ/文絵 大塚勇三/訳 福音館書店

『ふゆのはなし』の絵も何となく見覚えがあったのですが、ストーリーは全然記憶にありませんでした。小学校低学年の頃、文章を読まずにページをパラパラとめくっただけだったのかもしれません。

『ふゆのはなし』エルンスト・クライドルフ/文絵 大塚勇三/訳 福音館書店

この展覧会はBunkamuraザ・ミュージアム(東京)で7月29日(日)まで開催した後、郡山市立美術館(福島)8月4日(土)~9月17日(月・休)、富山県立近代美術館(富山)11月10日(土)~12月27日(木)、そごう美術館(横浜)2013年1月30日(水)~2月24日(日)と巡回するそうです。

スイス政府観光局のサイトでは「特集:クライドルフが愛したアルプスの花々」が掲載されています。詳細ページを開くと作品に描かれている草花の写真も見ることができます。

保手浜 孝 木版画展 終了

3月1日~13日の期間中は、真冬並みの寒い日が続き、雨天、曇天の日も多かったのですが、多くの皆様にお越しいただきました。
どうもありがとうございました。
サイン帳にメッセージやお名前を記してくださった方々は90名以上。昨日、山口県の保手浜さんの元へお送りしました。保手浜さんはサイン帳を読むのを毎年楽しみにしていらっしゃるそうです。

作品のタイトルは「終わらない話」「森」「薫風」「CHANCE」「together」「reading」「好日」「with」「深山」「森の記憶」「PING-PONG」「take a walk」「これから」でした。

皆さんは“お気に入り”の作品と出合うことができましたか?
私は「薫風」、夫は「終わらない話」、長女は「together」、次女は「reading」がそれぞれ“好み”でした。
でも、今回は我が家へ来る作品は決まりませんでした。我が家には既に保手浜さんの版画が玄関に2枚、リビングに2枚、子ども部屋に2枚、書斎に2枚、和室に1枚、トイレに1枚、(そしてカレンダー「のはらうた」も)掛けてあります。(ホテハマニアですね(^_^*) 掛けかえる作品もあり、収納場所も余裕がないので厳選せねばなりません。

桜アイスを食べて、今年も春の恒例イベントが終わりました。120311_cobu_640x480

保手浜 孝 木版画展 準備

2月28日(火)20:00~20:30 ―喫茶cobu―

3月1日から始まる版画展のため、作品の展示作業をお手伝いしました。

20120228_1_640x410山口県在住の保手浜さんから届いた荷物をほどき、額の入った箱を取り出します。
テーブルの上に置いた箱のふたを開けると作品が現れ、「わぁーヽ(^。^)丿」と言いながら見ていると、cobu元スタッフのHさんが慣れた動きでどんどん額を腰壁の縁上に並べていきます。

cobuのYさんが作品を一目見ては、「これはあっち」、「これはそっち」とテキパキ指示をだして配置を決め、店長さんと大きな作品から順に壁に掛けていきました。

高田千鶴子(数時間前にタイから帰国!タフネス…)が、タイトルと値札を確認し、「このごろ、横文字が多くなってきたなぁ」と言いながら額に札を貼りつけます。

20120228_2_640x37820年(20回目)の熟練作業チーム、「あうんの呼吸」に驚く私は3年目、ほとんど役立たず(^_^;)
アッという間に準備終了!13作品が並びました。全体を見回して最終チェック、Yさんが額の間隔を調整します。

毎年、家族や友達と観に来て、どの作品が自分好みかを言い合うのが楽しみな私ですが、もう一つのお楽しみは季節限定の「さくらアイス」。Yさんに「いつから始まりますか?」とアイスの確認もして帰ってきました。(土)・(日)頃にはあるとのことです。

今年も、かわいい作品、おもしろい作品、美しい作品、おしゃれな作品、いろいろありますが、共通するのは「やさしいあたたかさ」かな?
本好きの方にぜひ見ていただきたい作品もあります♪
どうぞお出掛けください。

保手浜 孝 木版画展のご案内 2012年

Hotehama12_5 毎年、東京・阿佐ヶ谷(杉並区)の画廊喫茶Cobuで開かれる
「保手浜 孝 木版画展」は今年で20回目を迎えます。

穏やかで温かい保手浜さんのお人柄が伝わってくるような作品を眺めながら、おいしいコーヒーや自家製のケーキで、どうぞゆったりとしたひと時をお過ごしください。

3月1日(木)~13日(火)

10:00~20:00 3月7日(水)は定休日

喫茶Cobu
JR東日本・中央線「阿佐ヶ谷」駅南口より徒歩約5分
阿佐ヶ谷商店街パールセンター
ブティック・スミレの店内奥

保手浜 孝(ほてはま たかし)さんのプロフィール
1951年兵庫県生まれ。版画家・画家。大学卒業後、伊丹市の中学校と小学校で美術と図工の教師を勤める。1982年より山口県に転居し油絵と版画の制作に専念。
工藤直子さんの詩集『のはらうた』をもとに1987年から毎年「のはらうたカレンダー」を作る。
『版画 のはらうた』シリーズ(工藤直子/詩 童話屋/刊)
紙芝居『ねこはしる』(工藤直子/脚本 すずき出版/刊)
絵本『あいうえおおかみ』(工藤直子/作 小峰書店/刊)ほか多数の作品がある。

保手浜ファンの高田千鶴子の依頼で、以前「保育と人形の会」会報「ぽぺっと」の題字と歌集「ぽぺっとのうた」の表紙も作ってくださっています。