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「スイスの絵本画家クライドルフの世界」展

6月28日(木)14:00~ ―Bunkamuraザ・ミュージアム―

120628_1w_2S大学での講習の帰りに、エルンスト・クライドルフの原画展を観に行きました。3月に「フェルメールからのラブレター展」を観に来た時にこの展覧会が開かれることを知り、楽しみにしていましたが、作品は期待以上に素晴らしいものでした。

120628_2w_2チラシのデザインが装飾的なので、もっと“甘く、かわいらしい”作品世界をイメージしていましたが、実際には、品の良いデザインでありながら擬人化された植物や昆虫などが人間臭く表情豊かでリアルに描かれており、ユーモアや悲哀もあって、とても魅力的でした。原画の色彩の美しさと繊細な描線をじっくりと観ることができました。

そして『くさはらのこびと』という絵本におよそ40年ぶりに再会しました。「こびとの家」の絵を見た瞬間、不意にこの本のことを思い出したのです。小人の家の屋根の草とバッタに見覚えがあり、子どもの頃の記憶と共によみがえってきました。
会場には出版された本を手に取って見ることができるコーナーが設けられていたので、その場で『くさはらのこびと』を読み返してみました。ところが、大筋の話は全く憶えておらず、おぼろげに憶えていたのは「大広間でのおどり」の場面でひとりぼっちの女の子が泣いている部分と「こけももの実を食べるくさはらのこびと」と「こびとの村のけんかするふたりのお父さんこびと」の場面だけでした。

『くさはらのこびと』エルンスト・クライドルフ/文絵 大塚勇三/訳 福音館書店

『ふゆのはなし』の絵も何となく見覚えがあったのですが、ストーリーは全然記憶にありませんでした。小学校低学年の頃、文章を読まずにページをパラパラとめくっただけだったのかもしれません。

『ふゆのはなし』エルンスト・クライドルフ/文絵 大塚勇三/訳 福音館書店

この展覧会はBunkamuraザ・ミュージアム(東京)で7月29日(日)まで開催した後、郡山市立美術館(福島)8月4日(土)~9月17日(月・休)、富山県立近代美術館(富山)11月10日(土)~12月27日(木)、そごう美術館(横浜)2013年1月30日(水)~2月24日(日)と巡回するそうです。

スイス政府観光局のサイトでは「特集:クライドルフが愛したアルプスの花々」が掲載されています。詳細ページを開くと作品に描かれている草花の写真も見ることができます。

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